ちえの和”コロナ対策”

(2020年3月14日)

情報が毎日錯綜している時こそ!
マニュアルを作成しました。

コロナウイルス対応マニュアル

訪問介護事業所等における対応方法

(管理者の動き)

1 、訪問介護事業所等が新型コロナウイルスの感染が疑われる者を把握した場合

  • 伊丹健康福祉事務所内の「帰国者・接触者相談センター」に電話連絡し、指示を受ける。
  • 当該事業所内での情報共有を行う
  • 伊丹市介護保険課、障害福祉課へ報告を行う。
  • 当該利用者の主治医及び担 当の居宅介護支援事業所等に報告を行う。

※保健所の指示があった場合は、その指示に従うこと。

2 、感染が疑われる者との濃厚接触が疑われる職員のうち

  • 発熱等の症状がある場合
    自宅待機指示を行い、保健所の指示に従う。
  • 発熱等の症状がない場合
    保健所と相談の上、可能な限りサービス提供を行わないことが望ましい。

3 、濃厚接触が疑われる利用者に係る適切な対応の実施

  • 報告を受けた居宅介護支援事業所等は保健所と相談し、当利用者の生活に必要なサービスを確保する。その際、地域の保健所とよく相談した上で、訪問介護の必要性を再度検討。

    訪問介護事業所等がサービス提供を行う場合
【訪問介護の必要性が認められ、サービスを提供することとなる場合の注意点】
  • 基礎疾患を有する者及び妊婦等は、感染した際に重篤化するおそれが高いため、勤務上の配慮を行うこと。
  • サービスの提供に当たっては、地域の保健所とよく相談した上で、感染防止策を徹底すること。

4 、サービス提供時の注意点

  • 訪問前後の手洗いうがい
  • マスクの着用
  • エプロンの着用
  • 必要時の手袋の着用
  • 咳エチケ ットの徹底
  • 事業所内でもマスクを着用する等、感染機会 を減らすための工夫を行うこと。
【サービス提供にあたっての留意点】
  • 自身の健康管理に留意し、出勤前に各自で体温を計測して、発熱や風邪症状等がある場合は出勤しないこと。
  • 濃厚接触が疑われる者とその他の利用者の介護等に当たっては、可能な限り担当職員を分けての対応や、最後に訪問する等の対応を行う。
  • 訪問時間を可能な限り短くできるよう工夫を行う。 ただし、やむを得ず長時間の見守り等を行う場合は、可能な範囲で当該利用者との距離を保つように工夫する。
  • 訪問時には、換気を徹底する。
  • 濃厚接触が疑われる者のケアに当たっては、職員は使い捨て手袋とマスクを着用すること。咳込みなどがあり、飛沫感染のリスクが高い状況では、必要に応じてゴーグル、使い捨てエプロン、ガウン等を着用する。
  • 体温計等の器具については、消毒用エタノールで清拭を行う。
  • サービス提供開始時と終了時に、液体石けんと流水による手洗い、消毒用エタノールによる手指消毒を実施する。(手指消毒の前に顔(目・ 鼻・口)を触らないように注意する。)

※「1ケア1手洗い」、「ケア前後の手 洗い」を基本とする。

5、個別のケア等の実施に当たっての留意点

食事の介助等
  • 食事前に利用者に対し、液体石けんと流水による手洗い等を実施する。
  • 食事は使い捨て容器を使用するか、自動食器洗浄器の使用、または、洗剤での洗浄を行う。
  • 食事の準備等を短時間で実施できるよう工夫を行う。
排泄の介助等
  • おむつ交換の際は、排泄物に直接触れない場合であっても、手袋に加え、使い捨てエプロンを着用する。
清潔・入浴の介助等
  • 介助が必要な者(訪問入浴介護を利用する者を含む)については、原則清拭で対応する。
    清拭で使用したタオル等は、手袋とマスクを着用し、 一般的な家庭用洗剤で洗濯し、完全に乾燥させる。
環境整備
  • 部屋の清掃を行う場合は、手袋を着用し、消毒用エタノールで清拭する。
    または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。
  • なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有毒なので注意。
  • 次亜塩素酸ナトリウム液の濃度については、「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」(2019 年 3 月)の 88 ページを参考にすること
トイレのドアノ ブや取手等
  • 消毒用エタノールで清拭し、消毒を行う。
    (参考) 「高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版」(2019 年 3 月) 88 ページ

※対象物別による消毒方法

手指
  • エタノール含有消毒薬
    ラビング法(30 秒間の擦式) ワイピング法(拭き取り法)
  • スクラブ剤による洗浄(消毒薬による 30 秒間の洗浄と流水)
嘔吐物、排泄物の付着したリネン・衣類、食器まな板、ふきん、ドアノブ、便座 浴槽、カーテン
  • 嘔吐物や排泄物や吐物で汚染された床は、手袋をして 0.5%次亜塩 素酸ナトリウムで清拭する。
  • 熱水消毒器(ベッドパンウォッシャー)で処理(90°C1 分間)。
  • 洗浄後、0.1%次亜塩素酸ナトリウムで処理(5 分間)。
  • 熱水洗濯機(80°C10 分間)で処理し、洗浄後乾燥させる。
  • 次亜塩素酸ナトリウム(0.05~0.1%)浸漬後、洗濯、乾燥させる。
  • 自動食器洗浄器(80°C10 分間)
  • 洗剤による洗浄と熱水処理で十分である。
  • 洗剤で十分洗い、熱水消毒する。
  • 次亜塩素酸ナトリウム(0.05~0.1%)に浸漬後、洗浄する。
  • 消毒用エタノールで清拭する。
  • 手袋を着用し、洗剤で洗い、温水(熱水)で流し、乾燥させる。
  • 一般に感染の危険性は低い。洗濯する。
  • 体液等が付着したときは、次亜塩素酸ナトリウムで清拭する。

 

◎職員の皆さんへ

①自身の健康管理に留意して下さい。
出勤前に各自で体温を計測し、発熱や風邪症状等がある場合は出勤せず、速やかに各管理者に相談するようにして下さい。職員に感染者が出た場合は管理者が社長と相談の上、保健所に相談し指示をあおぎます。

②感染予防対策として事業所内外にて外出前後の手洗いうがい、マスクの着用、咳エチケットを徹底して下さい。
また、携帯や社内電話、パソコンのキーボードなど定期的にアルコール消毒を行います。
感染機会を減らす為の対策を各自お願いします。

③訪問サービス提供開始時と終了時に、液体石けんと流水による手洗い、うがい、消毒用エタノールによる手指消毒を行って下さい。(手指消毒の前に顔(目・ 鼻・口)を触らないように注意して下さい。
また、マスクを着用し咳エチケットを守るようにして下さい。

(※)利用者さまに濃厚接触者や感染者が出た場合、担当のケアマネが保健所と相談し、指示のもと必要なサービスを検討し直します。

その上で訪問介護が必要な場合、十分な感染対策をおこなったうえで対応を行います。

❶基礎疾患を有する者及び妊婦等の職員は、感染した際に重篤化するおそれがあるため担当から外れる配慮を行います。

❷可能な限り担当職員を分けての対応や、最後に訪問する等の対応を行います。

❸「1ケア1手洗い」、「ケア前後の手洗い」を基本にします。液体石けんと流水による手洗い、消毒用エタノールによる手指消毒を実施します。(手指消毒の前に顔(目・ 鼻・口)を触らないように注意して下さい。

❹訪問時間を可能な限り短くできるよう工夫を行います。 ただし、やむを得ず長時間の見守り等を行う場合は、可能な範囲で当該利用者との距離を保つように工夫して下さい。

❺訪問時は必ず使い捨て手袋とマスクを着用し、換気を徹底して下さい。
咳込みなどがあり、飛沫感染のリスクが高い状況では、必要に応じてゴーグル、使い捨てエプロンを着用して下さい。

 

ちえの和職員一同、安心安全なサービス提供のために全精でコロナに立ち向かいます!!!