unpas ~ちえの和ひきこもりproject3~
(2021年6月4日)
少しBLOGの更新が出来ていなかったのですが、表題の ” unpas “ とはフランス語で ” 一歩 ・ 一歩ずつ進む “ という意味だそうです。
上のロゴ(白地の物もあります)を作ったのは この企画の中のおひとり(もちろん現役のひきこもりの方)と教えてもらいました。
参加メンバー 5人の主役の皆さまの交流作りとして、毎週集まりゲームなどを行いながら少しずつ距離を縮めているそうです。
◀ジェンガやトランプをして距離を縮めているそうです。
代表に聞くと
「 少しずつ、少しずつみんなの距離が近づいている感じがして微笑ましかったです」 と。
( 1 回目は全員、まっ~たく目を合わせなかったそうです(汗))
この企画、
ひきこもりのメンバーたちで 資金を集めるために、商工会議所に行ったり、飲食の衛生管理の指導の為に保健所にも行っております。
料理の試食やメニューなどもぜんぶぜんぶ、彼ら・彼女たちが担うことになるそうです!!
(※ただし、黒子役・オブザーバーとして、わが訪問看護ステーションの代表たちがアドバイスや段取り、一緒に行って話を聞いたりするなどを支援の一環として行っておりますし、開業後のバックアップなどのフォローも計画されています)
彼女たちのカフェ会議の会話のひとつとして、
「 席は全部壁に向かせよう、だってひきこもりの子たちだから (お客様も同じ境遇などで悩んだりしている方たちを見据えた意見)」
という内容があったと教えてもらった時に、 ” 体験している方たちだから出る発想 “ にとても感銘を受けました。
カフェの会議中、昔の体験がフラッシュバックした方がいたけど、特に変わらず進行したそうです。曰く、
「 ほっといてもらうのが一番だから 」 との事。 後日、機を見て他のメンバーが労わるメールを送りフォローをしたり・・・
みんなそれぞれ、環境や事情があって、そんな中 ” ひきこもり “になっている方々が、明石市内だけでも数千人いるそうです。
” unpas “ を踏み出した彼ら・彼女たちの支援が実を結ぶために、ちえの和は今日も明日も頑張っています!!