家屋調査

(2024年4月10日)

今日は現在市民病院に入院されている方の担当相談を受け、退院後でもできる限り安全に過ごせるための自宅環境の調査(『家屋調査』と言います)の予定が入っています。

 


家屋調査とは、患者様が主に回復期病院から自宅へ退院する際、病院で担当していた理学療法士と作業療法士が同伴して、病前と体の変化を踏まえて必要な場所に手すりや踏み台設置等を提案することです。

多くの場合、患者様と一緒にご自宅を訪問し、実際に動作を行ってもらって手すりの必要性の有無などを判断します。
退院までにケアマネジャーや福祉用具専門相談員などと連携して、手すりや踏み台の設置を完了させておきます。


介護保険を使うことになるキッカケとして、「骨折して入院、お医者さんから申請を薦められて」というパターンはかなり多いです。

ただでさえ骨折され、生活や身体の動きなどに不安があると思います。

私たち介護支援専門員の役割は「少しでも安心して自宅で過ごせる為の計画相談を立て様子を見ながら修正や必要な支援につなげていくこと」

その方も安心して帰って来れるよう行ってこようと思います!